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Written by Ogino
2006年01月08日
免許ひとつで・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.509
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
免許ひとつで運転できてあたりまえ。
飛行機もそうあるべきだと思っています。
青空イノベーション。
AIRBUS
広告主:AIRBUS
掲載媒体:2005/10/20 日経新聞 朝刊
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このキャッチフレーズ、ひとことで言うと、「たとえがうまい」それに
つきますね。
AIRBUSの他の航空機との違い(ここでは、操縦のしやすさ)を、
自動車にたとえているのですね。
もちろん、そのことは、飛行機に乗る一般ユーザーにはあまり関係ない
ですね。この広告のターゲットは、どちらかというと、航空会社ですね。
なので、運転しやすさを、わかりやすく訴えているのです。
でも、あえて日経で、こんな新聞広告を打つのは、一般ユーザに向けて
のブランドづくりの面があると思います。
シリーズで、ドンドン展開しているのは、エアバスの未来志向とか、
環境への配慮ですね。
なぜ、一般ユーザーへ、エアバスのイメージアップをするとどうなる
のでしょう? あんまり儲かりそうにないですね?
少し考えてみましょう。
あ、わかりました。エアバスを導入した会社のイメージアップにつな
がるのですね。
つまり、直接のお客さんへのアフターサービスと、同時にまだ買っ
ていない航空会社へのアピールの両方ができるのですね。
予算規模が、おおきくなると、こういうふうに急がば回れでも、そ
れなりに効果が期待できるということですね。
でも、間違っても中小企業には、オススメしませんが・・・。この
ように広く知らせること自体は、いろんな方面に、作用をおよぼすの
です。
★
今日のひと言:
ブランド広告も、使いようで、いろんな効果がある。
投稿者 Ogino : 09:17 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年01月07日
通訳のワザで・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.508
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
通訳のワザで
英語に強くなる。
通信講座「通訳トレーニング入門」
広告主:株式会社アルク
掲載媒体:2005/10/16 日経新聞朝刊
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英語の学習法って、世の中にあふれかえっていますよね。本屋さんにも、イン
ターネットにも。あッ、メルマガにも!!
「商品があふれかえっている」ということは、「機能や特性で差をつけづらく
なっている」ということでもあります。
つまり、タイトルやキャッチフレーズの役割が大きくなってくるのですね。同
じ商品でも、タイトルやキャッチフレーズのつけ方で売上げが変わってきます。
だからって、インパクト狙いで、やたら派手なうたい文句にすればいいっても
のでもありません。
「売り」につながるいいキャッチというのは、「あんなふうになれたらいいなあ」
がすぐイメージできます。
この広告でいえば、「通訳」ですね。「通訳」って、「英語が上手いひと」の象
徴ですからね。パッとイメージできる。
でもね、これだけじゃ、足りないのです。だって、「英語の下手なひと」が、す
ぐ通訳になれるわけがないのですから。
だから、「ワザ」という言葉が生きてくるのです。ワザなら、「盗めるかもしれ
ない」からです。
「ワザ」という言葉は、不思議ですよお。何かを言い切っているわけでもないのに、
妙に興味をいだかせる効果があります。
初心者でも「ラクして真似られるんじゃないか」という気分にさせてしまうのです。
いろんな場面で、使えそうですね。実はこれ、「プロが教える〜」というキャッチ
と同じ手法なのです。あれッ!?どっかで聞いたような(笑)。
★
今日のひと言:
「ワザなら、盗めるかも」という心理に訴える。
投稿者 Ogino : 15:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年11月01日
おでかけの際は・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.507
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
おでかけの際は、ハードディスクにもロックを。
VAIO
広告主:SONY
掲載媒体:2005/10/14 日経新聞 朝刊
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結構ストレートに、製品の話をしています。ストレートなんだけれども
ちょっと惹かれるもの=「つかみ」がありますね。
そして、デザインはスッキリと、スタイリッシュにまとめる。こういう
のは、ソニーの広告の典型的なパターンです。
まず、なぜ惹かれるのかという「つかみ」の要素を解説してみましょう。
このキャッチフレーズで述べられているのは、いままでのハードディスク
にはあまりない機能です。
つまり、この製品の場合は、機能そのものが意外なのですね。その意外
性を強調しつつ、スタイリッシュにまとめています。
キャッチコピーは何をしているかというと、その意外な機能を際だたせ
るように気を配って仕上げられています。
たとえば、スペックをそのまま文章にすると「ロックのかかるハード
ディスク、新登場。」ということになります。
これじゃよくないんですね。興味を持ってもらえない。まったく同じコ
トを伝えながら、この広告のキャッチフレーズは違うのです。
「おでかけの際は、・・・・」をよく見てみましょう。これには、人けが
あるんですね。
製品だけじゃなくって、使う人の情景が浮かぶコトバになっているのです。
文章そのものは、ほんの少しの違いです。
でも、このように人けがあるかどうかで、大きくつかみが違ってくるの
です。
この要素を、キャッチにすこし加えるだけで、大仰な仕掛けをしなくても
「つかみ」が増すのです。
★
今日のひと言:
言いたいことに、「使う人」をプラスしてみよう。
投稿者 Ogino : 14:34 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年10月31日
やっぱり、明光商会・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.506
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
やっぱり、明光商会さんの
努力不足ではないですか?
ユーザーは
MSシュレッダーの
良さを知っている。
「ピザーラ」の各店舗にMSシュレッダーを導入しました。
広告主:株式会社明光商会
掲載媒体:2005/10/12 日経新聞 朝刊
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この広告シリーズになって面白い展開になってきました。前回このメル
マガでも取り上げたのを覚えていますか?
(バックナンバーに収録しました!→ http://www.adandweb.com/pages/mmb.html
の上から4つ目の496です。)
前回のキャッチフレーズは、「それって、明光商会さんの努力不足ではないですか?」
でした。
その内容は、この発言をしているテレビレポーターが、「明光商会」につっこみを入れな
がら商品説明や会社の説明をするという面白い展開でした。
で、今回は、それをさらに進化させて、テレビレポーターの方が、「明光商会」のシュレッ
ダーを使っているお客さんを取材するという、展開です。
典型的なユーザー登場広告なのですが、この仕掛けがとっても面白い。「ツカミ」がある
んですね。
普通は、いいことばかり言う宣伝なのに、「あんたの会社って努力不足でしょ」
といわれてしまっている。ここが意表をつくのですね。
ツカミ方は前回も、今回もおなじです。でも、このシリーズの展開の仕方
とっても参考になりますね。
「それって」ではじまり「やっぱり」で実例を出して、広げていく。前回で
つかまれた人は、興味が続くし、今回だけ見た人も、同じように「つかまれ」
MSシュレッダーのこと、明光商会のことをより深く知ってしまうのです。
つかみって強ければ、強いほどあきるのも早いのです。ですが、こういう
ふうに展開されれば、うまく見た人を惹きつけ続けることができるのですね。
つかみも、単発ではなく、シリーズ展開できると効果的といういい例だと
思います。
★
今日のひと言:
つかみをシリーズ展開して、相乗効果を狙おう。
投稿者 Ogino : 16:49 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年10月28日
ロナウジーニョなの?・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.505
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
ロナウジーニョなの?!
bizhub C250
ロナウジーニョに似ている点と、決定的に異なる点。
似ている点 勝つために必要なスキルに満ちている。
・・・・
決定的に異なる点 コニカミノルタでお求めになれます。
広告主:KOINICA MINOLTA
掲載媒体:2005/10/14 日経新聞 朝刊
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うっきー! と、ひさびさに楽しい広告です。つかみ満載。しかけ満載。
でっすー。
かなり強引なつかみですが、楽しいので許せますね。もう、これって
タレントを全面に出して、しかも、わけのわからない謎かけをしています。
これが、つかみですね。しかもいきなり製品名がドーンと来ています。
謎かけをされ、製品名までキャッチでたたきこまれたら・・・・。
あとは、読むしかありません。
これです。この流れが大切なのです。ほんとうは、「似ている点」の
内容まで、収録したかったのですが長くなるので割愛。
この必要なスキルの中身で、ちゃんと製品の特長を伝えているので
す。こういう流れだと思わず読んでしまいますね。
そして、トドメは、「決定的に異なる点」です。「コニカミノルタで
お求めになれます。」と、きました。
つかんで、読ませて、ここで買いましょう。見事な流れができてい
ます。
この流れ、中小企業にとっては、大いに参考になります。
★
今日のひと言:
どうやったら読んでくれるか? 知恵をしぼろう。
投稿者 Ogino : 12:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年10月27日
エアバスに・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ。】VOL.504
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
エアバスに関わってない国を探すほうが難しい。
広告主:AIRBUS
掲載媒体:2005/10/12 日経新聞 朝刊
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このキャッチ、なにがいいたいかというと、「うちの会社は世界中にお客さん
がいるよ」ということなんですね。
えーっと。要は、企業力とシェアの大きさの“自慢”です。
ビジュアル的には、アルファベットで書かれた国の名前が集合体になり、飛行
機の形になっています。
これ、ちょっと探したくなりますよね。「へーえ。ベネゼーラやモロッコにも
航空会社があるんだ。ジャパンはどこだ」なんて感じで。
「…関わってない国を探すほうが難しい」というひねった言い回しも、このビ
ジュアルに引き込む狙いがあったんですね。
たんに「受注機数シェア世界No.1」というより、だんぜん興味をひきますよね。
でも、これ世界的な規模の企業のイメージ広告だし、参考にはならないよなあ。
そんなふうに考えていませんか?
この手法、大企業にしかできないんでしょうか?そんなことはありません。
この広告は、世界的シェアを持つことの“自慢”を、お客さま(各国)に語らせて
います。あれ、この手法、どこかで見たことありませんか。
そうです!そうなのです!!実績をお客さまを通して語らせるという手法は、レスポ
ンス広告の定番です。
なぜこの手法が効果があるのかというと、「商品を利用したお客さま」の意見だ
からです。企業の一方的な告知じゃないから、メッセージがリアルに届くのですね。
たとえシェアが世界一じゃなくても大丈夫です(笑)。お客さまのコメントをたく
さん掲載することで、“商品自慢”ができます。この場合、「たくさん掲載する」と
いうところが、ツカミになります。
キャッチは、この広告のようにひねったものではなく、「日本国中から絶賛の声!!」
といったストレートなもののほうがいいですね。
ちなみにエアバスは、引き続き翌日も広告を出して、新しくつくった総二階建て
超大型機を紹介していました。ハハ〜ン、これをいいたかったのですね。
実績(信頼性)をしっかり告知してから、「商品」をアピールしたわけです。この
流れも、参考になりますね。
★
今日のひと言:
お客さまの声をたくさん載せると、ツカミになる。
投稿者 Ogino : 12:31 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年10月26日
高いから・・・・【プロが教える、つかむ広告のコツ】VOL503
■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
高いから良い !
という考えは、
賢くありません。
α-リポ酸・香酢・ブルーベリーエキス
広告主:株式会社DHC
掲載媒体:2005/10/13 日経新聞 朝刊
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健康食品やサプリメントの通販って、一般的にどう思われているのでしょうか。
売る側じゃなく、買う側の視点で考えてください。
どうでしょう。正直なところ、自分が買うとしたら、慎重になりますよね。
「安すぎて心配」とか「ほんとに効果があるのかなあ」とか、いろんな思いが
よぎるはずです。
そんな消費者心理を利用した売り方も流行っています。
たとえば「高いもの=良いもの」という消費者の価格に対する思い込みを利用し
て、価格設定をべらぼうに上げるといった売り方です。
実際、こういう表面的な売り方をすすめる販売マニュアルもあります。
しかし、買う側の立場になると、たんに価格の高さをアピールされても、たんに
価格の安さをアピールされても、それだけでは買おうという気持ちは起こらない
はずです。
では、どうすればいいか。
一つのやり方として、“ナビゲーション”があります。「いま、こんな風潮ですよね。
だからこそ、こういう商品を選ぶべきです」と合理的に導いてあげるのです。
この広告のキャッチは、そういうことを考慮に入れてつくっているから、ツカミが
あるのですね。
この広告では、このキャッチの後に、安くできた理由を述べ、競合他社との比較デ
ータを示しています。「安さ」を合理的に説明してあげると、お客さまに信用して
もらえます。
そのとっかかりとして、このキャッチでは、お客さまの思い込みを指摘してあげて
いるのですね。
★
今日のひと言:
お客さまを、導いてあげよう。
投稿者 Ogino : 15:14 | コメント (0) | トラックバック (1)
