ザ・コピーライティング

さて、問題です。・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】1

 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

 

さて、問題です。

愛車を運転中、迷路のような細道で立ち往生したある人物は、
数年後、会社にどんな新製品の開発を提案したでしょう?

 

 

(カロッツェリア サイバーナビ)

 

次の感動をつくろう。

パイオニア株式会社

 

 

広告主:パイオニア株式会社
掲載媒体:2006/12/12 日経新聞 朝刊
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ちょっと、ひきつけるものがありますね。これも「ツカミ」なのですが、
長めのキャッチフレーズですね。

この広告のボディコピー(本文)も、ほんとは収録したいところです。
本文とあわせて、読ませる広告になっています。

いきなり売り込むことなく、開発者個人の体験から入る、そういうツカ
ミですね。

商品の話ではなく、その開発話は、みんななぜか聞いてくれるのです。
あのプロジェクトXが、かつて人気だったように。

このように商品開発者が、自らのニーズに基づいてつくったという話は
強く印象に残りますね。

このキャッチは、それだけではなく「さて、問題です。」というテレビ
番組風の最初の一言も絶妙です。

開発話に、うまく引き込む一言ですね。

 


今日のひと言:

 

売り込みではなく、開発話で、つかむ。

 

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