ザ・コピーライティング

スイングは・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】12

By 荻野功一朗

キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

スイングは今のまま。スライスに、さようなら。

 

 

 

SWORD
(ゴルフクラブ)

 

広告主:株式会社カタナゴルフ
掲載媒体:2003/7/31 日経新聞 朝刊

=================================

メインビジュアルは、スライス足、スライス腰、スライス肩。
おまけに、スライス顔で、スライスした弾道を描いちゃった
4人のおじさまたちのナイスショット(?)。

このキャッチフレーズが、人の心をつかむ理由は、何でしょうか?

それは、この広告の見込み客(この場合はスライスに悩むゴルファー)の

具体的な悩みに答えていること。

また、その解決策がきわめて手軽に
迷いなく解消できそうなこと。それを、見込み客の立場から
明快に出している点です。

製品メリットを、自慢するのではなく
お客の立場から、スラッと言っている点です。

けっこうストレートな
製品訴求ですが、スライスに“悩んでいる人へのすばらしい救いの
コトバ”になっている点が良いのです。

たとえば下のようなキャッチ
だったらどうでしょう。

 

スライス矯正に、こだわりました。

 

いまひとつ、心に入ってこないでしょう? 同じコトを言っているのですが
製品側というかメーカー側から語っているから、素直に受け取れないのです。

見込み客が、そのゴルフクラブを使ってスライスしないショットが自分でも
できそうと思うには、説明不足なのです。このようなキャッチだと見込み客は、
そうなんだ、でも関係なさそうと思ってしまいます。それに対して「スイングは
今のまま。スライスに、さようなら。」というのは、

 

“あなたは努力しなくてもいいショットが打てますよ。”

というところまで、感じさせてくれるのです。

 

 


今日の「つかみ」ポイント:

 

客の立場から、語ろう。

 

 

荻野功一朗


キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

{"email":"Email address invalid","url":"Website address invalid","required":"Required field missing"}
>