ザ・コピーライティング

生年月日を・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】18

By 荻野功一朗

キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

生年月日を捨てましょう。

 

 

そろそろ、「年齢」に縛られない世の中へ。
宝島社
広告主:宝島社
掲載媒体:2003/8/5 日経新聞 朝刊

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新聞のセンター2P(30段といいます)をぜいたくに使ったフルカラー
広告です。ビジュアルは、ゴージャスな部屋に鎮座する美輪明宏。

紅いロングドレスをまといまっすぐこちらを見つめています。真ん中に
ポンと上記のキャッチフレーズがあるだけ。

宝島社の企業広告です。同社の広告は、毎回なかなか遊べる問題提起を
してくれます。

今日は思い切りつかむ広告の登場です。「生年月日を捨てましょう。」
ナゾだらけですね。考えてしまいますね。

でも、美輪明宏なら納得です。生年月日も性もすてていますからね。
宝島社の意見広告のようですね。

いいたいのは、『そろそろ、「年齢」に縛られない世の中へ。』
ということのようです。昔にくらべみんな若いですから、
エイジレス時代は、すでにある程度進行しています・・・。

あれ、このキャッチ、かなりひねりがあります。ふつうなら
「年齢を捨てましょう。」とやりそうですが、これだと解りすぎるんです。

当たり前になります。「生年月日」というところがミソです。
このワードのおかげで、自分の生年月日を思い浮かべ、
この謎かけを自分の身になって考えてしまうわけです。

もちろん美輪さんだから、とてもリアリティがあっていいんです。
想像力が広がりますね。


今日の「つかみ」ポイント:

 

 

「生年月日」というワードが、見る人を巻き込んでいる。

 

荻野功一朗


キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

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