ザ・コピーライティング

愛情調査中・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】37

By 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

愛情調査中。

 

□私がグルメだって知ってるよね?
□ワンパターンのおかずじゃないよね?
□トッピングにもこだわってるよね?
□もちろんヘルシーだよね?

ぜいたく素材!キャラット懐石2dish
(キャットフード)

 

 

広告主:日清製粉グループ 日清ペットフード
掲載媒体:2003/7/29 日経新聞 夕刊

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メインビジュアルは、路地裏から「愛情調査」に
ちょろっと顔をのぞかせた猫ちゃんの写真。

いぶかしげな表情で、いかにも調査している感じが出ています。
その反対側に、キャットフードのパッケージ写真があり

その上に上記の □ で羅列された、猫様の
愛情チェックポイントが羅列されているという寸法。

うまい! というか抑えが効いています。全編しゃべらぬ
最終ユーザーである猫の語りで構成されています。

ふつうの広告なら、ボディコピーで平板に製品を説明してしまいます。
それをしていないので、思わず全部読んでしまってスルスルッと
こちらに入ってきます。

このキャッチがなぜ人をつかむのでしょうか。 あらためて、
「愛情調査中。」というキャッチを取り出してみましょう。

これ、けっこう計算されています。いつもと違う単語の組み
合わせだし、浮気調査も、連想します。
ここでは、「謎」と「連想」の合わせ技がきいています。

この広告全体としては、引きつけるキャッチ、読ませるボディという
順番が整理されています。そこで、すんなり入ってくるのです。

愛情調査中? なに? 猫が・・・? なになに?
あーそういうこと。

という順番で、読ませるわけです。

つかみとしては「謎」を、うまく混ぜている感じです。浮気調査を
変換して、愛情調査、さらに猫の写真でダメ押しですね。

 


今日の「つかみ」ポイント:

 

 

既存の単語を変換して、謎をつくる。

 

 

 

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