ザ・コピーライティング

欲しい家が・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】56

By 荻野功一朗

キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

 

欲しい家がない。

 

 

三菱商事の住まい

 

広告主:三菱商事
掲載媒体:2003/11/17 日経新聞 朝刊
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物がズラズラならんだ真っ赤な室内に、欲しいものがずらずら書かれてい
ます。「欲しい植木がある」「欲しいオブジェがある」「欲しい椅子がある」
「欲しいソファーがある」・・・・そして下の方に大きく「欲しい家がない。」
「そんな好みにうるさいあなたにピッタリの家を三菱商事は提供します。」と
いう広告です。

モノが溢れるいまの世に「欲しい○○がない。」というのは、皮肉ですが
間違いなく私たちの実感です。

かつて、バブルの終焉ごろ西武百貨店が「ほしいものが、ほしい」という
広告をやりました。あのときからいまのデフレ時代がはじまっている
ということです。

ものは溢れても、似たり寄ったりで、ほんとうの欲求を満たしては
くれない。同じようなものなら、安いものを選ぶというのが時代の
気分なのです。

だから、ほんとうに欲しいと思わせてくれるものがあれば、買う。
というのがデフレ脱却のヒントでもあります。

さて、2003年から時はめぐって、ネット全盛時代。いまや、欲しい
もの、新しいものも次々に発売されています。

ただし、ニッチなほしいものが注目され、そういうものは、すぐに
売り切れる状態。

ネット以前は成り立たなかった、マニアックなもの、ニッチなもの
いままでの常識を破壊するもの。

そういうものが多数現れている時代です。たとえば、寿命を延ばすと
いわれている「MNM」。多数発売されていますが、コスパが高く、
よいものは、すぐ品切れです。

最近私も手に入れた、40k歩いても疲れない自衛隊行軍仕様の
「ガッツマン」の靴下。

隙間で、なるほど、というものがどんどん水面下で売れています。
これ、YouTube発信か、書籍発信だったりするんですよね。
(MNMは、ベストセラー「LIFESAPN」から生まれています。)

一昔前なら、NHKの「ためしてガッテン」だったのですが・・・。


今日の「つかみ」ポイント:

 

どんどん、隙間を見つけて発信しよう。

 

 

荻野功一朗


キャッチフレーズ・マーケッター、行動する思索家、人間

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