プロが教える、つかむ広告のコツ

7万時間・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】71

 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

7万時間の
使い方。

 

シニアマーケットの専門機関
株式会社シニアコミュニケーション

 

広告主:株式会社シニアコミュニケーション
掲載媒体:2003/8/26 日経新聞 夕刊
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小さめで横に長い、5段広告です。上記のキャッチフレーズが、
大きくどーんとレイアウトされています。

7万時間とはシニアの60才から80才までの自由時間のことです。
上記の会社の考え方、行っている事業、ホームページアドレスなど
がまんべんなく書かれています。

「なんのこっちゃ、この数字は?」と思わせて、人をつかんでいます。

キャッチフレーズが大きいのも効果的ですね。ボディコピーにも、キャッ
チコピーになりそうないいコトバがあります。

「シニアの70,000時間は、眠らせておけないダイヤモンド。」
なんてのは、キャッチフレーズにしても良さそうです。

それはさておき、キャッチフレーズですが。7万時間という壮大な
数字がいいのです。

また、思わせぶりに「使い方。」で終わっています。具体的な
内容については、言及していません。こうすることで、謎が深まります。
見た人は、その謎を解きたくなって、思わず広告内容を読んでしまうのです。

 

今日の「つかみ」ポイント:

 

謎は人をつかむ。

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