■いい広告
(キャッチフレーズ)
えっ、
私も裁判員?!
ですか。
はい。
仲間さんも、もしかしたら
裁判員に選ばれるかもしれません。
最高裁判所
広告主:最高裁判所
掲載媒体:2007/1/16 日経新聞 朝刊
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ストレートですが、そこには、いままでと違う新しさがあります。裁判
員制度が変わったことを伝える広告ですね。
裁判なんて、ふつうの人には遠い世界のように思えますが、新しい制度
ではある日突然選ばれる可能性もあるのですね。
これは、その選ばれたときの驚きをそのまま、一般の人の視点から、書
いているキャッチコピーです。
この視点を持てるかどうか、そして、その切り取った「ひと言」に驚き
があるかどうか。これがキャッチフレーズの成否をわけるのです。
一見かっこよくないし、これがキャッチ?って感じかもしれません。
でも、大切なのは、ターゲットの人、あるいはより多くの人に、ふりむい
てもらえること。
かっこよさより、すなおな驚きの方が、ポイントが高いのです。
★
今日の「つかみ」ポイント:
かっこいいキャッチより、効果的なキャッチを。