■いい広告
(キャッチフレーズ)
トラックが止まると、
暮らしは止まる。
都民生活を支える
トラック輸送が、
危機的状況に
陥っています。
安心・安全な輸送を維持する
ために、適正な運賃が必要で
あることをご理解ください。
財団法人 東京都トラック協会
広告主:財団法人 東京都トラック協会
掲載媒体:2005/11/22 日経新聞 朝刊
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人は自分と関係ないことには、あまり関心をもちません。この広告は
その事実を、あらためて感じさせてくれるます。
つまり、広告やホームページで、人を「つかもう」と思ったら、その
ことを思い出さないといけないのです。
この広告で言いたいことは、とどのつまりは「トラックがいろいろ大変
なので、適正運賃にご理解ください。」ということですね。
なんですが、いきなりそれを言っても、だれも聞いてくれないのです。
トラック輸送が、どう自分たちと関係あるかを、感じてもらわないとい
けない。
そんなわけで、「暮らしが止まる」と、トラックとあなたの暮らしとの
関係を、とりだしているのです。
かなり、大げさにやっていますが、それぐらいしないと、トラックと
あなたの暮らしの関係に気づいてもらえないのですね。
その関係を、わかりやすく表現することで、この広告のつかみはでき
ているのです。
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今日の「つかみ」ポイント:
あなたが、売りたいものは、見た人とどう関係がある?