プロが教える、つかむ広告のコツ

晩年こそ・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】3

 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

 

 

晩年こそ、幸福でいたい。

 

 

「30年一括借り上げシステム」がある。
安泰な老後が待っている。
私の選択、ヘーベルメゾンの自宅・賃貸併用住宅。

ロングライフ賃貸住宅。
ヘーベルメゾン

広告主:旭化成ホームズ
掲載媒体:2005/7/14 日経新聞 朝刊
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うーん、そうだよねと、キャッチフレーズに思わず唸ってしまいました。

今日もいいキャッチフレーズを紹介できて、うれしい荻野です。

さて、このキャッチフレーズって何でしょうね。一言で言うと、「見込み
客またはお客さんのつぶやき。」ですね。

そのつぶやきが、そのままキャッチフレーズになっているように感じら
れるから、強いツカミになるのです。

ちなみにボディコピー(本文)も、このつぶやいたオジサンの自分語り
のストーリーになっています。

二世帯住宅に建て替えて、孫といっしょにすめるという話です。けっこ
うリアルな感じで、いろいろ書かれています。

これを読むと、こういう願望を持った人は、思わず自分が賃貸付き二世
帯住宅を建てることを想像してしまうわけですね。

もう想像したときには、それを読んだ人は、欲しくなっているのです。
これが、この広告のうまいところですね。

でも、最初の一行がとっても肝心です。ここで、共感できるかどうか。
それがなければ先には進んでくれないのです。

 


今日の「つかみ」ポイント:

 

 

それは、どれくらい共感できるキャッチフレーズか?

 

 

 

 

 

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