ザ・コピーライティング

えっ、ガッツ石松が・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】57

 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

 

えっ、ガッツ石松が
インストール!?

 

 

OracleWorld Tokyo

 

 

広告主:ORACLE
掲載媒体:2003/12/5 日経新聞 朝刊
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ちょっと惜しい広告です。どうしてかと言うとガッツ石松がインストール
するのが、スゴイことだと万人にわからないのです。

オラクルって何か知ってました? データベースソフトなんですが。
この場合は、製品名をいれたほうがいいです。

「えっ、ガッツ石松が あのオラクルをインストール!?」ここまで
やりましょう。

オラクルって何って興味が少しだけ具体的にわいたでしょう?
難しいデータベースと、あのガッツさんでもできるカンタンさ
というのを引き立たせたいわけですから。

カンタンなイメージと、難しいイメージをキャッチフレーズで
対比させたほうがいいのです。惜しいなあ。

これで、ン百万円ぐらい、損してますねえ。


今日の「つかみ」ポイント:

 

極端な対比が、人をひきつける。

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