■いい広告
(キャッチフレーズ)
肥満症は病気です
ナイトシールの漢方エキスが効く。
ナイトシール85
広告主:小林製薬
掲載媒体:2010/10/29 日経新聞 朝刊
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ビジュアルでは、ポッコリおなかと、その断面のCTスキャンがならん
でいます。
かなりドキッとさせられる広告。はっきり言って少し、どぎつい表現です。
でも、この広告の商品は、医薬品です。どぎつい表現であおっても、はっき
り「効く」と言えるのです。
だからこそ、肥満症が病気であることを強調しているのです。効果がある
というお墨付きがあるからこそ、どぎつい表現も活きてくるのです。
それと、この場合は、ふつう太っている人は、太っていることそのもを
病気だとは思っていません。それを、あえてはっきり指摘しているのです。
そのままでは、危ないですよと教えてあげているのです。
ある意味、親切な脅しなのです。医薬品まで、つくっているのだから、
実は、むちゃくちゃ親切ですね。
ただ脅すだけではなく、その解決策もちゃんと示す。そして、読んだ
人にその必要性に、気づいてもらう。
どぎつくて「えっ」と思いますが、「つかみ」は強いし、解決策もある
ので、効果的な広告になっているのです。
この場合の「つかみ」のポイントは、気づいていない必要性(痛み)を
示すということです。事実として、伝えているのです。
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今日の「つかみ」ポイント:
お客様が気づいていない「痛み」を教えてあげよう。