■いい広告
(キャッチフレーズ)
血糖値が気になる人の
スープ健康法
グルコデザイン
(チキンコンソメスープ)
広告主:株式会社ビイ・エス・ティ、日清ファルマ株式会社
掲載媒体:2003/8/14 日経新聞 夕刊
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スープを売る、通販の広告です。ボディコピー(説明本文を広告では
こう呼びます。)では、このチキンコンソメスープがなぜ血糖値が気に
なる人にいいのか丁寧に説明してあります。
さらに左側には商品写真・商品ロゴ、価格が記載されています。商品
購入方法であるフリーダイヤルも大きくデザインされています。
これは通販広告では重要なことですね。また、夕刊のラジオ・テレビ
欄の下に大きな広告スペースをとっています。
この面は注目度も高いのですが、広告掲載費もそれなりに高いはず
です。つまり、この会社は、儲かっているのです。
このキャッチがなぜ人をつかむのか? 広告としては地味です。
しかし、確実に売りたい人をつかみ、さらに売ってしまうと
言うことに関しては、こうした通販広告は参考になります。
このキャッチフレーズのツボは「血糖値が気になる人の」と呼び
かけるべきターゲットに確実に呼びかけていることです。
関係ない人は通り過ぎてしまうけれど、ひっかかる人は確実に
ひっかかる。
そんな計算ずくのキャッチフレーズです。ターゲットに
ストレートに呼びかけることは、当たり前のように思いますが
有効なつかみワザです。
この広告は、そのままの原稿が何度も載ります。ということは、
反応がそれなりの数あり、採算にあっているということです。
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今日の「つかみ」ポイント:
ターゲットに、しっかりと呼びかける。