ザ・コピーライティング

この新聞広告・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】29

By 荻野功一朗

■いい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

「この新聞広告見たか、
なあ母さん?旭化成の[30年
一括借り上げシステム]の広告だよ。
見てみな、30年だぞっ。賃貸経営でローン返済
が終わる30年先まで、空室の心配しなくいいんだってさ。
信じられるか? うちのアパートは築10年なのに・・・(以下略)

 

 

長期安心賃貸システム
ヘーベルメゾン
広告主:旭化成株式会社 住宅カンパニー/旭化成ホームズ株式会社
掲載媒体:2003/8/7 日経新聞 朝刊

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上記の調子で、お父さんの独り言のような、お母さんへの語りが続きます。
最後のほうは「しかし、なんで旭化成は30年も一括借り上げしてくれる
んだろう。ほんとかなぁ・・・。」と結ばれます。

さらに、その下には旭化成側からその理由を説明するコピーと、
より詳しい資料をお送りする旨がとフリーダイヤルが大きく書かれています。
さらに資料請求券まであります。

キャッチがなぜ人をつかむのか? このシリーズ長いです。毎回、読ませて
しまううまさは絶品です。

つかみの要素は、いくつかあります。まず、ユーザーの言葉と立場で
語っている点。つぎに、「この新聞広告見たか、」というのが一番の
キャッチですが。

新聞広告なのに、こんなことふつういいませんね。意外性があるので、
思わず見てしまう。さらに、「なあ母さん?」とくる。

これでお父さんが驚いて、語っているシーンが浮かんできてしまい
ます。いかにもありそうなんです。最後の「ほんとかなぁ・・・」
でしめる。

すごく、リアルっぽい。あるあるという感じがしてしまう点。こんな
ところが主なポイントです。

さらに、読むリズムとか、レイアウトも実に計算されています。
たとえば、「見てみな、」・・・「信じられるか?」という
合いの手が、次の問い合わせに、つなげるいいスパイスになっ
ていますね。


今日の「つかみ」ポイント:

 

見る人に、あるあると思わせる。

 

 

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