■いい広告
(キャッチフレーズ)
ムリです。
絶対不可能。
ありえません。
・・・・・
・・・といった
人たちが
1時間後、
「でも挑戦して
みます」とFAX
を送ってきた。
広告主:KDDI
掲載媒体:2003/10/8 日経新聞 朝刊
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新聞1面の15段カラー広告です。紙面が12コマのマンガのように
コマ割りされており、デザイナーと技術者のやりとりが、えんえん出て
います。最後に「でも挑戦してみます」というオチがついています。
どれがキャッチともいえませんが、広告全体でなかなか“つかむ”し
かけがしてあります。まず、「ムリです。」とか「絶対不可能。」とい
う文字をズラズラならべて、気をひきます。
わざとネガティブな表現をして、何のことかと思わせるワザです。
そして、これは全体でひとつの開発ストーリーのようになっています。
すごく軽くまとめてありますが、不可能を可能にする
プロジェクトXなわけです。
こうした苦労話は、なぜかみんな大好きで、共感をさそいますね。
★
今日の「つかみ」ポイント:
ネガティブにはじまり、それを克服するストーリー。
プロジェクトXつかみ技(命名しました)で、つかむ。