プロが教える、つかむ広告のコツ

たった50円・・・【シン・プロが教える、つかむ広告のコツ】28

 荻野功一朗

■今日のいい広告
(キャッチフレーズ)

 

 

たった50円で始めるウイルス対策。

 

ウィルスチェックサービス
VIRUS GUARDMAN

 

 

 

広告主:株式会社ディーネット
掲載媒体:2003/7/24 日経新聞 朝刊

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50円硬貨のアップにデカデカとこのキャッチ。その下には商品概要と
問い合わせのフリーダイヤル。いたってシンプルな構成です。

しかし、欄の下の方によく読むと、※注釈がありこのサービスの
からくりが明らかに。

すごくストレートな商品広告です。価格と効能がそのまんま。でも、
この場合はターゲットに確実に効きます。統計によるとウィルス
メールの被害にあった人がパソコン人口の半分以上いるとか

さらに、最低価格のウィルス対策ソフトが1980円で大々的に
宣伝してます。こうしたまわりの状況を総合的に計算すると、
いまウィルスで50円というのは、インパクトがあり人を
つかむわけです(もちろん、この広告掲載当時の話です)。
(でも、※の部分が少し気になりますが。)


今日の「つかみ」ポイント:

 

 

「ウィルス」の話題性と、価格インパクトのかけあわせがミソ。
話題に乗って、一手間加えると強力なつかみが生まれます。

 

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